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金融破局に至る12のステップ [株式投資]

金融市場の雰囲気が暗く、相場が安値をうかがおうとするときに
こういう記事を紹介するのは好みではないのですが、こんなときだから
説得力もあります。典型的な弱気シナリオなので、そのつもりで。
FTの記事からニューヨーク大学スターンビジネススクールのヌリエル・ルビニ氏。
金融破局に至る12のステップ
そして
それを未然に防ぐのが無理な8つの理由

金融破局へと至る12のステップ

1 米市場最悪の住宅不況。住宅メーカー破綻。
2 サブプライム・ローンの損失拡大。金融機関の融資能力が損なわれる。
3 証券化されていない消費者負債(クレジットカード自動車ローン、学生ローンなど)が巨額損失。
  「信用収縮」は住宅ローンから、さらに多種多様な消費者信用に広がって行く。
4 モノライン保険会社(金融保証専門の保険会社)の格付け引き下げ。
  モノライン事業者の経営には「AAA」格付けが必須だが、この段階で多くのモノライン保険が「AAA」を失う。
  1500億ドル分の資産担保証(ABS)が切り下げ。
5 商業不動産市場の融解(メルトダウン)。
6 大手地方銀行あるいは全国銀行の破綻。
7 無謀なレバレッジド・バイアウト(LBO)が次々と巨額損失。
8 企業による債務不払いの連続。
  債務を保証するクレジット・デフォルト・スワップ(貸付債権の信用リスクを保証してもらうオプション取引)の損失。
  損失額は2500億ドルに上る恐れがあり、債務保証会社破綻。
9 「影の金融システム」のメルトダウン。
  ヘッジファンドや投資ビークル(SIV)などが中央銀行からの貸し付けを直接受けられないだけに、
  その苦境に対応するのは困難。
10 株価のさらなる下落。
11 金融市場の流動性が枯渇。これには銀行間も為替市場も含む。
12 「損失、減資、信用収縮、強制破産、資産の投げ売りなどによる、ひどい悪循環」


12のステップを未然に防ぐのが不可能な8つの理由

(1) 米国の金融緩和は、ドルやインフレの危険を伴う
(2) 積極的な金融緩和が対応できるのは非流動性のみで、破産を救済はできない 
(3) モノライン保険会社は信用格付けを下げられ、それがひどい結果につながる
(4) 全体の損失は大きすぎて、政府系ファンド(SWF)には対応しきれない 
(5) 住宅市場の損失を埋めるには公的介入は規模が小さ過ぎる
(6) FRBは影の金融システムの問題には対応できない 
(7) 損失額公開についての透明性は必要で、同時に規制しすぎないことも必要だが、金融規制当局が適度なバランス  をみつけるのは難しい
(8) 取引中心の金融システムそのものが、深刻な危機にある

FT紙には以上とは別に、
米国もやがて日本のように公的資金投入に追い込まれるが、
その資金は日本と違い自国でファイナンスできない。
インフレシナリオが現実実をおび金上昇がそれを証明・・・というような話も。


個人的には決定的な悲観論や楽観論が理論的に話された場合には
まゆにつばを付けるようにしています。
それから米国は日本と違いガラス張り故に危機が白日の下にさらされているとも考えています。

こんな行儀のいい議論とは別に
米国にできて日本に不可能な
不況に対処する古典的な方法が
戦争だったりもしますので・・・ルビニ先生とは関係ありませんが・・。


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